ツララ

昨日は午後からまたまた南岸低気圧の通過にともなう雪降りとなりました。南岸低気圧の通過時の雪としては軽い雪が一晩中降った様子で、朝5時半には集落の有線放送で「雪かきの出払い要請」の放送がありました。30cmほどの積雪。思ったより少ない雪にホッ!まだ真っ暗な中、スコップを担いで決められた帳場に向かいます。私の担当帳場は長さ600mの片側一車線の橋の歩道。ここを常会(集落の最小単位。常会が幾つか集まって組。組が幾つか集まって部。部は三つで、この集合体が集落組合となります)の20数名で掻きますが、この橋までラッセルしながら歩くと20分は掛かります。ただ今日の雪は軽い雪だったものですから、Yさんがトラクターに乗ってやってきて綺麗に掻いてくれた為、殆ど人力で雪かきすることなく出欠を取って解散。(この出欠を取るというのが重要で、休むと1000円の出不足料を取られます)登って来た道をご近所仲間と談笑しながら下りましたが、う〜ん、何しに行ったやら。帰ってから今度は自宅まわりの雪かき。除雪機を使って取り敢えず駐車場を掻いて車を出せるようにしてから県道まで。今日は軽い雪ですので遠くまで飛ばせるので気持ち良く作業。これが春先の重い雪ですと我が家の9馬力270ccエンジンの除雪機ではレンガ状の雪の固まりがボトボトと排出され作業効率が著しく落ちます。

その後高校生の長男を車で駅まで送って(片道4km少々)、何時もは長男と一緒に出る中学生の長女が定期試験中で遅い為にもう一度4km離れた中学まで送ってから朝食。朝食後は晴れてきたので雪が重くなる前にと慌ててて薪が積んである自宅裏庭をかき、続いて今度は川向こうの知人の家まで除雪機を掛けて帰って来たのが10時。さすがに疲れました。でも今冬大雪の北陸地方の方々を思えば申し訳ない程で・・・

先日の雪までツララが無かったのですが、漸く我が家にも出来てきました。このツララ、放っておくと強風が吹いた時に折れてガラス窓を割る恐れがあるので小まめに落とさなければならない困りものですが、こういう自然の造形美は何とも美しく、ついつい見とれてしまいます。仕事場の大きな窓のすぐ外にあるものですから、様々な色ガラス片を通して見てみたり、推理小説のように果たして本当にこれで殺人が出来るのかと考えたり?でついつい外に目がいってしまいます。

ま、色々言っても最後はオンザロックの氷が一番似合うのですが。

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