26日は山岳部OBのKさん等の東京組と山スキーに行く予定だったのですが、ここ何日か異常に気温が上がっていたので雪質は悪いだろうし、雪崩の不安もあり中止となる。今シーズンはどうも仕事や天候,メンバーの都合との相性が悪い。山行中止とと決まって仕事していたら近所でチェーンソーの音がする。何を切っているのかと出てみたら、同じ集落の土建屋のハヤミさんが雑木林の持ち主に頼まれたとかで近所で伐採をやっていて重機も来ている。我が家にもそろそろ寿命で時々太い枝が雪の重みや風で折れるようになった河原柳が一本あり、倒したいと思っているのだが自分で倒すことは出来ても川に面しているので倒した後に引き上げるには重機がどうしても必要となる。そこで交渉して倒してもらうこととなる。対岸の大きな岩に滑車を取り付けて、倒す木に掛けたワイヤーを重機で引っ張っておいて倒す。今までにも家の南側にあった河原柳やニセアカシアを何本か倒しているが、この河原柳はその中でもひときわ太く、根本から2本に別れていて、それぞれの直径は70〜80cm程、高さ20m程もある。
首尾良く午前中に2本とも倒し、午後からは倒した木を重機で川から引き上げてチップ工場に運んでもらう。河原柳はいかにも薪になりそうな木だが、割って乾かすとまるでバルサ材のようにフカフカになってしまい、薪には適さないのです。
夕方、作業が終わって家に入ると「木が無くなって寂しい」と長女が涙ぐんでいる。木にも寿命があること、枝が折れて車や屋根を壊す恐れが出て来たことなどを話し、後先になってしまったが切り株に御神酒を注ぎ、ハナミズキでも植えることを約束する。