まあよく降ったものである。台風2号の通過による被害が各地で出ている。ダリ散歩道でも古木が倒れていた。雨上がりは草がよく刈れるのであちこちから草刈機のエンジン音が聞こえてくる。子供達を駅や学校に送ってから今年1回目の草刈に重い腰を上げる。愛用の草刈機は20年ものだ。それでも福島原発よりはずっと新しい。最近の物より重いし振動も多いが、ガソリンを入れると一発で掛かる。ちなみに軽トラは昭和のものだが放射能は出さない。
庭を刈っていたら刃先で何か黒いものが動く。捕まえてみたら沢ガニだった。この時期、庭の草の中で時々見かける。
前庭・裏庭・奥庭、河原と2時間半刈り続ける。曇っていたのがいつの間にか青空となって暑い。河原の護岸脇を刈っていたら、太さ2〜3cmのニセアカシアの若木が妙にしなっている。おかしいなとよく見たら宿敵がからみついている。毎年何回も驚かされるアオダイショウだ。奴は1.5mほどもある。眠っているようだ。ちょっとからかってやろうとニセアカシアの根元をチュンと草刈機で切ったら、ニセアカシアにからみついたまま増水している川に落ち、数m流れ、堰堤を落ち、堰堤下のコンクリートのタタキでニセアカシアから離れたが、水流が強くて岸にたどりつけないまま流された。まあうちからは海までうんと遠いので、その前にちょっと下流の大きな淵で上陸するだろう。転勤と思って許してくれ。
これからまた半年、草刈 に追われる。田舎暮らしは忙しいのである。