南青山のバーのステンド2枚分のガラス・カットが終わる。1枚は鉛線だけで組むが、こちらはコパー・テープも使う。百数十枚のコパー・テープ巻きで背中はガチガチ、目はしょぼしょぼ。ガラス・カットは大好きでいつまででも切っていたいほどだが、このコパー・テープ巻きは歳と共に段々しんどくなってきた。鉛線が入る部分は2mmの隙間、コパー・テープどうしの部分は1mmの隙間を取るが、きちんとカットできているか並べて調整。
夕方、近所のムネヒコさんと奥さんが沢山の新タマネギを届けて下さった。松本にいる姉上のところで穫れた物のお裾分けとのこと。この辺のお裾分けは大量なのだ。
タマネギは大好物。学生の頃、長い縦走で生野菜をづっと食べていなかったので、涸沢だったかに下りてきた時にゴミ捨て場をあさって見つけたタマネギを丸かじりした時の美味さといったらなかった。それ以来、金がない時には飲み屋でスライス・オニオンで飲んでいた。メニューにある飲み屋では結構な値段だったが、ない店で頼むと50円も出せば1個分スライスしてくれた。今でも時々無性にスライスした山盛りのタマネギが食べたくなる。