昨日、カミサンが田舎のベンツことジムニーで走っていて、農協の集荷場から出てきた軽トラに横っ腹に突っ込まれた。軽トラは近所の知り合いのお爺さんが運転していたのだが、幸い両者とも今のところ鞭打ちもないようだ。ベンツは運転席側のドアと前後のフェンダーが凹み、フォイールにも傷がついていた。走らせるとキュルキュルと鳴るが何とか自走できる。軽トラはバンパーが凹み、ドアの開閉がしぶくなったようだ。このベンツ、2〜3年ほど前に右折しようと止まっている時にも派手にオカマを掘られ、カミサンは酷い鞭打ちになり半年以上の通院治療、ベンツも随分と入院した。
人身事故ではないので派出所で事故証明書の手続き後、先方の保険屋が「後はお宅さんの保険屋と話し合うので」と言いつつ、「お宅さんにも法的には責任が云々」と始まる。先方が「いや、俺がうっかりして反対方向の車だけに気を取られて飛び出した云々」と言い出すと慌てて遮る。夜になって先方の保険屋から電話があり「本当は9−1だけど先方が 自分が全面的に悪いのでと言うので10−0にします」と言ってくる。どうもおかしい。案の定、その後に菓子折を持って訪ねて下さった先方は、こちらの保険を使って自分の車を直せることを知らなかった。どうも車の任意保険というのは信じられぬ。カミサンの鞭打ちの時には自車の搭乗者保険に関してシカトしようとしたり、先方の保険屋はまだカミサンが通院中なのに「そろそろ示談を」と言ってきたり。こうなったら何が何でも9−1にしなければ気が済まぬ。それにしても「お宅さん」とか「お宅」という呼び方は便利なのかもしれないが、こういう呼び方をする人は個人的に好きになれない。
2011年6月25日