歯医者

昨夜の和歌山での震度5強の地震、今年から姪っ子が和歌山でカーネーションと梅とミカン農家で百姓をやっているので心配したが直ぐに無事との連絡。東北・新潟・松本・和歌山と至る所で揺れだしている。震度5といったら3.11の東北地震以前だったら大騒ぎだがもうあまり驚かなくなっていることが不安。

昨日東京から帰って来てからこの間の疲れが出たのか眠くて仕方ない。今朝起きたら左肩が五十肩となっていた。痛くて腕が上がらない。昨夜窓を閉め忘れて寝てしまったので冷えたせいもある。夕方、学校の検診で虫歯があると言われた娘と共に、意を決して歯医者に行く。もう1年以上前から左上奥から3番目の歯が浮いたような感じがして、固い物を噛むと痛むようになっていた。歯医者と相談して出来るだけ抜かぬようにしてきたのだが、最近は疲れたり酒を飲み過ぎるとますます浮くようになり、左側では噛めなくなっている。レントゲンを見て医者は「もう限界ですな。抜いて両側の歯を固めてその間に入れましょう」と言う。取り敢えず今日は歯石をきれいにして来週だか再来週抜くこととなる。人工歯が入る?それって入れ歯?差し歯?まあ来年は還暦だから・・・
娘は虫歯ではないとのことで歯石を取ったのみ。

夜、棟梁のシノブ君が「はい、プレゼント」といって包みを持ってきてくれる。何とタバスコの詰め合わせ。

辛い物好きの我が家のタバスコの消費量を知っての有り難いプレゼントである。弁当用のも入っていて息子も喜ぶ。しかしタバスコの詰め合わせとはなかなか面白い発想である。シノブ君とビールを飲みつつ世相を語る。
棟梁のシノブ君は青森の三沢出身。神奈川で救助犬の訓練士をやっていたのだが、20数年前に八ヶ岳に登りに来てそのままこの地に居着いてしまい、その当時からの付き合い。大工の親方のところで7〜8年修行してから独立した。10歳年下なものだから弟のように思っている。もっともこちらが頼りないので彼もそう思っているかもしれない。とにかくバイタリティーに富んでいて、無理なことでも何とかしてしまう。彼を慕って何年も東京の若い連中が3〜4名合宿生活のようにして弟子入りしていたこともある。「新しい家を造る時には俺が作りますから」と言っていて、親父と同居することになった時に今の家を造ってくれた。その当時親父はあちこちにガンを抱えていて、ひょっとすると車椅子生活になるかもしれないと考え、廊下やドア寸法を1mにと言ったら「そんな面倒な寸法は駄目。4尺にしましょう」と我が家のドアや廊下は4尺=120cmとなった。ついでにトイレや風呂も大きく、トイレは2畳以上、風呂は4畳以上あり、車椅子でも楽々回転出来る。親父のガンが両足に転移して本当に車椅子になった時には親父が喜んで廊下を暴走族の如く走り回っていた。
面白いことや食べることに対する感性 、世の中に対する斜めからの見方、喧嘩っぱやいところが似通っているようだ。我が家では「困った時のシノブ君」で、やはりちゃんと足を向けて寝ていない。

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