21日・22日と茅野市の中学150名の学校登山のガイドとしてミツルさんやシロタさんと行って来た。前日まで台風No.6の影響が懸念されたが、まずまずの天気で降られず吹かれずであった。コースは先週の富士見の中学同様に硫黄岳がメインであったが、宿泊小屋は違うもののほぼ同コースの中学校が4校も重なり、抜いたり抜かれたりでさすがに「小屋ヶ岳」と言われるだけあって「八ヶ岳大繁盛の図」であった。
一般登山者が追いついて来たり前から来た場合は長い列を止めて登山者に先行してもらうように常に気は遣ってはいるが、このシーズンのウィークデーの八ヶ岳では一般登山者に迷惑をお掛けすることになってしまうようだ。
我々の宿泊地オーレン小屋周辺では4校数百名が昼食休憩となり小屋の親爺さんも「こりゃ、初めてだ!」と驚いていた。昼食後、硫黄岳に向かう。
頂上では爆裂火口はよく見えたものの北ア・南アや南八ヶ岳はガスっていて見えず。ガスの切れ間に一瞬横岳・赤岳が見えた。
下りてきた小屋では冷たいビールや桜鍋やカレーを用意してくれていたが、ガイド部屋で勤務中で飲めない先生方と一緒に夕食となった為、遠慮して食事を先にしたものだからお腹一杯となって結局ビール一杯で苦しくなる。おまけに、ではとザックを引っかき回すが家にウィスキーを忘れてきて、早々に布団に潜り込むことになった。
今日はは朝03時20分にオーレン小屋を出発、根石小屋前にて寒さに震えながら日の出を待つがガスが濃い。ところが日の出の数分間だけガスが切れて 日の出と雲海に浮かぶ西上州の山が見える。運の良いことだ。根石小屋周辺のコマクサは見頃を迎えていたが風に揺れて撮れず。
ガスのなか根石岳に登った後オーレン小屋に戻り、朝食後下山。先週は酷かったアブの攻撃もほとんどなく、また曇り空に割と涼しく快調に桜平からの長い林道を歩き、11時半頃に唐沢鉱泉との分岐に着き登山終了。ミツルさんと縄文の湯にて汗を流してから帰宅。
夜は9月1日に予定している地元小学校の5・6年生西岳登山 の父母説明会があり、装備や食料の説明を行う。後は8月2日の教師を連れての下見登山と9月1日本番を残すのみだ。
今日はさすがに疲れた。