半年分の薪というと、長さ45cmの薪を横3列に並べて幅135cm、高さ1.6m、長さ5mの山が大体2つ必要になる。あと一山は昨年の残りの切羽で間に合いそうだ。
薪の目処もついて、4時頃ちょっと棟梁のシノブ君の家に寄ったら、外で何やら10人ほどの人が集まっている。「一杯やっていきませんか」とのお誘いに薪割も終わったことだしと喜んでお呼ばれする。シノブ君が建てた家のお施主さんや、友人、そのまた友人達のようである。ワインを貰って飲んでいるとヒゲ面の30代とおぼしき方が次々と料理を運んでくる。聞くと下諏訪秋宮近くの蕎麦屋「山猫亭」のご主人とのことで、本日のメインはマツタケのようで、その量も半端ではない。さっと炭火で炙った肩ロースに焼いたマツタケを挟んだ味は何とも贅沢美味であった。外でやっているものだから暗くなって文字通り闇鍋と化したすき焼きの中もマツタケだらけだ。イワシをさっと焼いて酢を掛けたもの、中華街のチャーシュー、頬肉のシチュー等々飲み食いしながら、ちょっと酔いの廻ったミチコさん(棟梁の美人奥さん)のノロケ話に、ここ数日の肉体労働の疲れを流す。ありがとう!