朝7時頃、アトリエの窓から裏庭を見ると、軽トラのサイドミラーに茶色い小鳥が止まっていた。
そして彼だか彼女が時々サイドミラーの前で羽ばたきまたミラーの上に戻る。
それを飽くことなく繰り返す。昼過ぎまで続く。ちょっと居なくなったと思うとまた戻ってきて、羽ばたく。生憎、鳥には全く興味がないので名前は知らぬが、きっとナルシストなのだろう。
午後、アメリカで活躍する指揮者のミドさんと、カミサンの先輩で音大教授のノリマツさん来宅。ミドさんは東京から、ノリマツさんははるばる倉敷から。今回の来宅はミドさんがこの辺に家を持ちたいとのことでの土地の下調べ。棟梁のシノブ君にも来てもらってあちこち見て歩く。富士山や甲斐駒が綺麗に見える。夕食を摂りながら、本音で話せる楽しい会話。