村民登山

19日まで続いた猛暑が一転、20日は大雨洪水警報が出るほどの大雨で雷鳴轟き、肌寒く感じるほどであった。夜、8月30日予定の近所の小学校の学校登山についての保護者説明会。必要衣類や食料の説明、ザックの調整方法や靴紐の結び方の説明を行う。
昨21日はワタシの住んでいる集落の村民登山。これは1月に急逝されたミツルさんがもう20年近く前から「この村に生まれ育って毎日見上げる八ヶ岳に一度も登らずに死んじまうなんて可哀相」と希望者を募って年に一度の八ヶ岳登山を続けて来たのだが、今では公民館活動として毎年7月に行われている。昨年末にミツルさんから「そろそろオクズミ君に代わって欲しい」と言われ「まだまだミツルさんでなきゃ」と固辞していたのだが、ミツルさんが亡くなってしまいワタシにお鉢が回ってきた。一昨年は富士山、昨年は甲斐駒であったが、初心に帰ってまた八ヶ岳の峰々を登ろうと、今年は編笠山と決まった。

6時に20名程が集合するも、快方に向かう天気ではあり得ず、8時に再度集合後、希望者10数名で編笠山の途中までのハイキングと決まる。幸い雨は上がり、のんびりと『不動清水』や『盃流し』に寄りながら登る。『盃流し』は30〜40mも続く一枚岩に幾つものえぐれがある涸れ沢であるが、昨日来の大雨の後だけにちょろちょろと流れている。なるほど『盃流し』である。1800m弱の臼久保の岩小屋あたりで丁度雨脚も強くなり、岩小屋に潜り込んで休憩。今日はこれまでとまたのんびり下り、全員で日帰り温泉『鹿の湯』に入る。温泉の休憩室で昼食後、戻った集落センターには『反省会』用の折り詰めやビールが準備してあり、3時前からエンカイとなる。最初はビールであったがそのうち焼酎となり、甘いジュースで割った焼酎にすっかり酔ってしまう。集落組合長や副組合長も加わったエンカイは延々と続き、最後は富士見の町まで下ってラーメンと餃子に生ビール、組合長の息子さんの車で送ってもらって家に着いたのは10時過ぎであったか。エライ登山であった。

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