この時期、毎年1〜2泊で日本海に海水浴に行っていたのだが、子供が大きくなるとやれ補習だ、夏期ゼミだ、クラブだとなかなかそれぞれの日程が合わずここ2〜3年は日帰りで泳ぎに行っている。
ここからだと太平洋側に行くのも日本海側に行くのも200Km少々である。ただどうも日本海側の方が水の透明度が高いような気がして(尤も原発は日本海側の方が多いのだが・・・)、もう10数年日本海側の海水浴場に行っている。太平洋側と違うのはとにかく空いていること。ここ数年行っている海水浴場など10〜15程度のパラソルかテントがある位で、たいていはは家族連れ、50〜60人程度がまばらにいる。但し太平洋側の海水浴場と決定的に違って非常に残念なのは、ビキニのギャルがいないことである。ま、たまには目を覆いたくなるような体型のオバンが・・・。決して目の保養にはならないのでキョロキョロする心配はない。また東京生まれで海と言えば太平洋側で泳いでいたので今でもちょっと違和感があるのは、太陽が背中側にあること。太平洋側では常に太陽に向かって泳いでいたのに、日本海側では浜に座って海を眺めていると太陽を背に受けることとなる。ま、海に沈む真っ赤な太陽は太平洋側では見られないのですが。
いつも行く○石海水浴場は小さな浜なのだがきちんとした駐車場があり、洒落た建物にシャワーと綺麗なトイレがあり1日千円の駐車代金で利用出来る。いわゆる海の家でないところが気に入っている。浜は沖合200m位に消波ブロックがあり、波も静かで、浜と消波ブロックの間には磯場もありビキニ・ギャルの代わりにそれこそ様々な魚が泳いでいて目の保養となってくれる。まあその他色々食材も採れる・・・
で、夏休みとなってからまだ補習だか夏期ゼミだかが続いていていい加減サボりたくなった娘と、浪人生の息抜きに、急に「泳ぎに行こう!」となって、朝6時に出る。こちらはちょっと降ったりしていたが日本海が近付くにつれ晴れてくる。高速の途中で車の走行距離が111,111Kmとなる。
高速を下りた所のコンビニで弁当や飲み物を仕入れ(浜では何も売っていない)、9時には泳ぎ始める。もうジリジリと背中が焼ける。
昼食を食べる時間だけ上がって、後は14時までひたすら泳ぎ、潜る。これだけ潜り続けていると、肺の汚れが一掃される気分となる。
14時にはさすがに泳ぎ疲れ、体中日焼けで赤くなり上がる。さっとテントを畳み、シャワーを浴びて、能生のマリン・ドリーム能生まで車を走らせ海産物屋でお土産を買ってから帰る。何時もだと帰りは下道を白馬経由で、岩岳の日帰り湯を浴びて帰るのだが、やはりカンレキ。ちょっと疲れたので温泉はパスすることにして往き同様上信越道経由で、途中豊科ICで下りて早めの夕食を摂り、19時に帰ってくる。充実した一日であった。
一日中留守番だったダリが飛びついてくる。