朝晩はさすがに涼しく、窓も閉め切っていられるが、昼間はまだ結構暑い。
懐石料理屋さんの壁面に入れるステンドW2400×H1400の原寸大の下絵は塗り壁の壁面に紙を貼って描き、細部を実際に使うガラスの表情を見ながら今度はテーブルの上で修正し、次には全紙大のカーボン紙を使って厚いクラフト用紙に写し取っていく。『土踏まず』も何日目だろうか。
やれやれあと少しでペーパー・ワークともお別れ出来る。
1/10のデザイン画を考えるのは生みの苦しみもあるが楽しい時間でもある。ところがそのデザインを原寸大に描いたり、型紙を作るペーパー・ワークだけはいくらやっても好きになれない。毎回「ああ、早く終わらないかな」と思う。