昨日はエッセイストの伊藤礼氏が友人とひょっこりと現れる。富士見高原療養所が取り壊されるのを知った友人が礼氏を誘ったようだ。来年は80歳とはとても思えぬ。むしろ30年前、身体を壊されていた頃よりお会いする度に若返っている感じである。「あのねー、今はね、60歳超えたら8掛けにするらしいよ。だから貴方は48歳なの。カンレキなんて偉くないの。」とのこと。我が家がバタバタしていてお泊め出来ず、礼氏が富士見町三セクの「八峯苑」に電話したら朝食付き13500円と言われ「え〜っ」と言ったら「もう夕方だから10000円でいいです」と言った由。「え〜っ、え〜っ」と言えば6000円になったかもしれないが、旅慣れた礼氏「それでは結構」と断り、友人と二人で「上諏訪にいきましょう」とサッと帰られる。いつもダンディーな人なのである。
今朝の新聞に高原療養所の富士病棟の展示物を資料館長と友人に説明する礼氏が載っていた。
今日は地元小学校の学校登山のガイドで編笠山に行く。今回は5・6年生62名、教師5名、ボランティアの保護者17名、ガイド2名の大部隊である。天気予報では曇り、15時頃から雷雨となっていて心配したが、07時に観音平を出発した頃は曇っていた空が頂上に近付くにつれて晴れだし、頂上では麓にある小学校、赤岳・阿弥陀岳・権現岳などの八ヶ岳の峰々、甲斐駒等の南アルプスも望め、楽しい登山となった。
青年小屋への下りも皆騒ぐこともなく下り、ディズニーランドやゲームでは味わえない楽しさを味わったことだろう。
いつもの恐竜も笑って迎えてくれた。
青年小屋からの長い下りも無事こなし、15時半過ぎに観音平に下って来る。
今年の学校登山ガイドも来月の1校のみとなる。
明日からまた土踏まずでガラス・カットせねば。