懐の寂しい時に壊れる機械の法則

昨夜は疲れていたのでぐっすり眠って今朝は4時半頃に目覚める。デジタル式腕時計のランプスイッチを押しても点灯しない。故障のようだ。明るい所で見たら、openという表示が出ていてモード変更ボタンはどれを押しても駄目である。使っているのは登山用で高度計や気圧計、コンパスが付いたトリプルセンサー電波時計であり、少々懐が豊かだったのかチタン・ベルトの物である。もう10年位は使っているから寿命かもしれぬが、こ奴等、機械というのは人の懐の寂しい時に限って壊れるうよに出来ている。マーフィーの法則であったか?ストッカーにしろ、テレビにしろ、ステレオ・コンポにしろそうである。ま、最近は懐の豊かな時というのもないのだが・・・幸い分解して色々いじくり廻している内に直っているのだが。

で仕方ない、朝食後分解することにする。予めnetで調べてみたらどうも腕時計の裏蓋とムーブの接触不良が原因ではないかと思われる。バンドを外し、精密ドライバーで裏蓋を外す。直径1mmもない3本のスプリングと裏蓋が接触するようになっている。スプリングと裏蓋側のスプリングが接触する部分をアルコールで拭く。その後AC端子をショートさせてリセットさせてから裏蓋を閉めるとまたopen表示となってしまう。目も疲れたので一旦止め、2時間ほど薪運び をする。いよいよ冬の準備である。

昼食後は上京の疲れが出たのか1時間半ほど昼寝した後に再度裏蓋を開ける。何回もリセットさせてから蓋を閉めてみるが直らぬが、ここは落ち着いてよくよく観察すると金色の細いスプリングと接する裏蓋に貼り付けてある同色の金属板がほんの僅かにずれているように見える。接着剤で止まっているのだが、ピンセットで動かしたら少し動いた。リセットしてから裏蓋を閉めたら反応があり、電波受信表示となった。やれやれ直った。まことにメデタイことであった。

 

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