コマイさんのお嬢さんのサミーさんが出場している全日本Jr障害馬術を応援しようとカミサン、ムスメと隣町小淵沢の競技場に行く。ワタクシは競馬には全く興味なく、そもそも磨き立てられた馬を近くで見るのは学生時代に馬術部に可愛い子がいるからと悪友達と馬術部の練習を見に行ったことくらいしかない。障害馬術という競技自体を見るのは勿論初めてである。競技は朝8時からで、思ったよりずっと狭い競技場に設置された10基?ほどの障害を飛び越え、タイムを競うというしごく単純なルールであるから見ていて楽しい。一周70秒前後で回るのであっと言う間に終わってしまうのだが、次々と乗馬クラブや大学馬術部所属の選手が出てくるので飽きない。サミーさんは22才となってこれがジュニアーの最後の大会とのこと。14番目に出場して完走した。この競技、言葉は悪いが勝つための乗り方と、優美なというか人馬一体の美しい乗り方があるらしいが、サミーさんは御年18才という競技馬としては高齢でひときわ大きな黒い馬で美しい走りを見せてくれた。競技後、クールダウンしている馬を近くで見せてもらったが、何とも優しく精悍な顔をしていた。