アケビの季節

ご主人様がちょっと留守にしていたので、朝からお犬様が「散歩、散歩」とせがむ。そういえばアケビが丁度良いが高くて届かぬとカミサンが言っていた。『高枝ばさみ』は重いので一間半の細い角材にU字型に曲げた金属平板をネジ止めして「アケビ採り機」を朝6時から作る。カミサンとはどだい『愛』が違うのだ。賢いダリは「アケビ採り機」を見て頭の中に「アケビ」が浮かんだのであろう、さっさと散歩道を逸れてアケビの生っている木の方へ。あるある。アケビの実の根元に「アケビ採り機」を差し込んで捻ると次々アケビが落ちてくる。ダリ驚喜。だが野バラの茂みに落ちたアケビは、年取ってお腹の毛が薄くなったダリには取れぬ様子。飼い主様があっちこっち引っ掻き傷だらけになって取ってやる。『愛』である。DSCF6185(変換後)20個もたいらげたであろうか。かくして我が家の分はこだけになってしまった。DSCF6191(変換後)

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