ここ数日、大型の寒気が入り北の方では平地でも雪となると騒がれていたが、今朝は寒かった。朝6時には−6℃となった。ダリの飲水はカチカチに凍っていた。遅れていたカエデは赤くならずに落葉してしまった。お犬様と歩く散歩道は落ち葉で埋め尽くされ、上からは落ち葉が音をたてて落ちてくる。いよいよ冬である。
ついでといってはいけないが、日本国も冬の時代である。
特定秘密法案や道徳教育の教科化、この国は一体どこに向かうのだろうか。民主主義というのは国民が判断するというのが基本原則のはずだが、その判断に必要な情報を国民に知らせないようにするのが特定秘密法案であり、検定教科書で同じ価値観を植え付けようとするのが道徳教育であると思う。そもそも民主主義というのは多様な価値観の中から自らが『選択』することではなかったのか。その元となる情報を『国家』が隠し、同じ価値観を教え込むというのは『全体主義』と呼ばれるのではなかったか。天皇を元首にして国防軍を作って、一気に戦前の『全体主義』に戻したいのか。どこまでアメリカの『ポチ』に成り下がりたいのか。今もっとも必要なのは、歴史や民主主義を勉強しなかったアホ首相をはじめとする政治屋どもへの『真の意味での道徳教育』なのではないだろうか。