出来損ないの埴輪だか福笑いみたいな顔をした自民党幹事長が秘密保護法案反対のデモを「今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。 主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」とブログで書いて問題となっている。
福島の公聴会では全員が法案に反対、パブリックコメントにしても8割が反対、共同通信の26日・27日の電話アンケートでは反対が50.6%、賛成が35.9%である。もっと言わせてもらえば高裁では違憲・選挙無効判決、最高裁ですら違憲状態と断じている選挙で選ばれた国会議員に民主主義に従ってとは・・・百歩譲って「絶叫戦術云々」、毎度の選挙で「絶叫」する候補者はテロリストとおちょくりたくなる。
先日、国連人権高等弁務官事務所の特別報告官が「透明性は民主主義ガバナンスの基本である。情報を秘密と特定する根拠として、法案は極めて広範囲で曖昧のようである。その上、内部告発者、そして秘密を報道するジャーナリストにさえにも重大な脅威をはらんでいる。」と憂慮を表明している。対中国への憂慮ではなく、日本への憂慮である。
数の暴挙で推し進める括弧付き民主主義国家のリーダーが、抗議行動を「テロ」と言うに至っては、天安門事件を思い出さずにはいられない。