朝晩は-10℃以下が続いているが毎日快晴である。最高気温もマイナスであるが、それでも確実に雪嵩は減っている。町のあちこちで大型重機を使った除雪が始まった。県道は随分と広くなってきた。尤も町道はまだまだ一車線で、雪でボコボコであるが。
外に出て思いっ切り雪かきをしたいという欲求を抑えて仕事に励む。
20日から帰省していたムスコは、結局今回3戦して相変わらず日の目を見ぬまま、バス停の除雪も済んで今日から中央道富士見バス停から乗れるようになった高速バスで帰って行った。ダリ散歩道の除雪オツカレ様!ダリは『お別れの頭なで』をしてもらったことを理解してしょげている。
それにしても今回の大雪では行政の様々な『遅れ』が露呈したようだ。秩父市だかでは埼玉県に自衛隊の出動要請を再三していたにも拘わらず、県に断られて何日も孤立した集落があったとのことである。我が富士見町でもお金を掛けてCATV回線を使った有線放送を設備したにも拘わらず、住民が必要とする情報は3日目になるまで全く流されずであった。また安否確認に関する町からの要請は19日である。少なくとも15日にしなければ家の下敷きになっているかもしれないのに・・・また集落組合もノンキに15日の朝6時、まだガンガン降っている最中に『帳場の雪かき出払い』である。基本的に『帳場の雪かき』は通学路確保である。15日は土曜日、16日は日曜日である。そんなことより安否確認や先ず集落内の雪かきが先である。全く危機管理意識・想像力の欠如である。マニュアル通りにしか考えられない人が増えている。怖いことである。