昨夜からポチポチと降り始めた雪は、暗いうちはまだ7〜8cmであったが、夜が明けるとともに凄い勢いで降り出した。気温は丁度0℃で重い雪である。
タカシクンから電話。「もしもし、この前の大雪で潰されたうちのハウスの内部の写真があったらプリントして欲しいんだけど」とのことで、直ぐにプリント・アウトして届ける。ハウスの大雪被害に対する補助の申請に使うとのことだが、雪の下敷きとなった苗を一刻も早く助けることで精一杯で写真を撮っている余裕もなかったのだろう。丁度、やはり菊農家のタナカクンも来る。今日の重い雪にハウスの中で焚くストーブの灯油を買いに行く途中とのこと。村のあちこちにある広域野外スピーカーからは「夕方までに30cmの積雪が予想される・・・」と、町からの放送が流れる。タナカクンは「これが百姓の現実さ」と、お茶を一杯飲んであたふたと灯油を買いに出て行った。今日の重い雪では応急処置したハウスがあちこちでまたやられるのではと顔は暗い。
夕方までに25〜30cm積もった。重い雪だが、シリコン・スプレーを大量塗布した除雪機で何とか飛ばせる。夜、明朝は06時より帳場の雪かき出払いの放送がある。