昨日は名古屋のガラス屋『十條商事』に行く。カミサンと入試休みのムスメもガラス屋を見たいと同行する。07時過ぎに出て10時に『十條商事』到着。名古屋はポカポカと春である。何枚か購入、来週早々に入荷するガラスも送ってくれるよう手配する。それにしても十條商事の店員さんは挨拶も丁寧で皆親切である。広いガラス倉庫を見て回る。所狭しと並べられたメーカー毎、品番毎のガラスは何万枚だか何十万枚だかある。ワタクシがステンド・グラスを始めた35〜36年前はステンド用の『色ガラス』を入手すること自体が大変であったことを考えると隔世の感がある。昔のワタクシの担当であった『ガラスの生き字引』のヒビさんにも久しぶりに会うことが出来た。ヒビさんは電話で「○○会社の○○番のガラス」というと「ああ、何色に何色を被せ、少し透明に抜けた感じの」とか「在庫であるのは何色が少し強いやつしかない」とガラスの生き字引の人である。髪は白くなったが、相変わらずトンデる格好であった。
ガラス屋を出てから、昼食を食べに近くの味噌煮込みうどんの『山本屋本店』に行く。名古屋昼飯といえば『味噌煮込みうどん』であるが、カミサンとムスメは初めてだ。値段は結構いいが、美味しい漬け物とご飯はお代わり自由である。名古屋人は八丁味噌味が大好物のようであるが、これが年中ではワタクシにはキツイが、たまに食べたくなる不思議な味である。満腹する。
帰りは途中のサービスエリアでソフトクリームなんぞを舐めながら帰って来るが、この名古屋日帰り430kmの運転が年々きつくなる。今朝は体中がギシギシと痛い。これが京都への片道300数十キロなら「今夜はあそこで飲もう」とそれなりに楽しいのだが、名古屋への日帰りはキツイ。もう1〜2年したら1泊でなければと考える。