老化現象

昨夜は都帰りの疲れもあって、ムスメの誕生日祝いのケーキを食べた後、10時過ぎには寝る。どっと疲れが出た。

それにしても疲れている。いつも体に残るような『疲れ』というものをここ数ヶ月、初めて経験したような気がする。2月の大雪の除雪後、仕事に追われていた間、疲労感が続いたように思う。おまけに先日の右手小指の怪我に続いての左肩の痛みである。数年前に左手に細くて長いガラスの棘を刺して切開してもらったり、積層ガラスで切ったりして縫ったことは、ガラスを使う仕事を30数年続けてきて医者の世話になることが初めてだったのでそれなりにショックであったのだが、先日のガラスだらけの仕事場で『コケル』という絶対にしてはならぬことをしてしまったことは大きなショックであった。カメジマさんには「転倒は老化のあらわれですね。あらためてご自愛のほどを」と言われる。いくら疲れていたとはいえ、仕事場で『コケル』なんてやはり老化現象と考えねばならないようだ。カンレキになった時には「カンレキ・カンレキ、嬉しいな!」とはしゃいだが、『カンレキ+2』になって、事は深刻なのである。

まだ薪を割れる、山にも登れる、除雪だって人一倍頑張れるなんて言ってはいられないのかもしれない。すると昨年末だかに五十肩の治療で行った病院の医者に言われた「薪割なんてお止しなさい。アンタはカンレキですよ・・・石油が一番・・・」は、あながち嘘ではなかったことになるかぁ・・・
一昨日はあまりの激痛に腱板断裂でも起こしたかと病院行きも考えたが、あの医者の勝ち誇った顔を見るのもイヤだし・・・25日の抜糸が終わるまで右手は包帯で「ところで右手はどうしたの?」なんて言われたくないし・・・暫く様子を見ることにする。

歳である。老化である。困ったことである。

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