今朝は7時からWCの日本対ギリシャをやっていたが、生憎内科の検査日である。朝食抜きで病院へ。採血の後、ドクトル・タニウチの診察まで時間があるので自動販売機のコーヒーを飲みながらWCを会計前のTVで観戦。外来患者や、はては髭の院長まで見ている。引き分けを見届けて外来に戻ったら丁度ワタクシの番であった。この2ヶ月、胸を張る程には運動も節食もしていないが色々な数値が下がっていて「オッ、いいじゃない」とのことで放免される。展望レストランに向かう。会えることが楽しみになって来ている『因縁のカツ丼お婆さん』を探すがいない。「う〜ん、先々月も会えなかったし、その前はカツ丼ではなく玉子丼なんぞを食していらしたので、まあ病院で会うのだからこれはやっぱり重い病気にでもなったのか」と、ちょっと心配しながら、ここは張り合うお婆さんもいないので『玉子丼』にする。
家に帰ってから軽トラにポリタンク6ヶを積んでセルフ・スタンドへボイラー用の灯油を買いに2往復。
午後、デザインを考えていたらダリが午後の散歩の時間だと催促する。午後の散歩はカミサンの日課だが、今日は床屋だか美容室だかに行っている。ワタクシのオツムなんぞは10年以上前に買った電動バリカンで、ものの10分もあれば終わる進化を遂げているというのに、未だ進化しないのである。仕方ない、仕事を中断して散歩に出る。桑の実が落ちだしていて、ダリは食い尽くすまで動きやしない。
で、思い出したが山椒の実を採るのを忘れていた。早くしないと実が入りすぎて堅くなってしまう。ダリに「勝手に散歩しとれ!」と言い聞かせてビクを取りに戻るが、やはりダリも犬である。くっついて来て山椒の木の周りで遊んでいる。
佃煮にするにしても塩漬けにするにしても枝から実を取り除かねばならない。これが結構面倒臭い夜なべ仕事となるし、ついつい食べきれない量となってしまうので、例年の半分量だけ採る。さて今夜はサッカーを見ながらの作業である。