朝、ムスメを駅まで送ろうとジムニーに乗り込んだら、2m横に駐めてあるワゴン車の上にセキレイの夫婦が現れて「チッチィ・チッチィ」と鳴きながら威嚇し始める。どうも子供が巣立ちの準備をしていて、それを両親が守っている様子だ。母親だか父親だかは子供に与えるのであろうカゲロウを咥えている。今年はダリのいるデッキに舞い降りた巣立ちしたばかりのセキレイの子が既に2羽ダリに襲われている。一昨日だかは子セキレイを狙ったヘビまで現れている。親鳥としては心配でしょうがないのであろう。
夕方、カミサンがダリ散歩に。暫くして外で「ダリ!」と叫ぶ声がする。これはと思ったら案の定ダリが子セキレイを捕まえてしまったようだ。出てみたらダリが吐き出した子セキレイを見つめて悲しそうな顔をしている。ダリを先に歩かせたカミサンの明らかな不注意である。
それにしても今まで、セキレイは家の北側の庇の下に巣を作っていたのだが、今年は家の南側のデッキの上の庇に3回も作った様子だ。二度あることは三度あるではないが、そこんところもう少しセキレイ夫婦には考えてもらいたいものである。何てったってダリだって猟犬の端くれであるし、先住者なのであるから・・・
カミサンに叱られたダリはすっかりショゲている。