昨日の朝の話し。ふと仕事机の前に貼ってある紙を見る。オフクロとオヤジの没日を記した紙である。直ぐに忘れるので貼っておいたものだ。オフクロは1994年に亡くなったので、今年で20年である。そうか、もう20年か、などと考える。
暫くしたらカミサンがコップを持って「これ梅酒?梅ジュース?」と聞きに来る。水で割ってあったので一口飲んでもよく分からない。ピアノのレッスンに来る年輩の女性にお出ししようと思ったらしい。昼前、ピアノレッスンが終わってから、カミサンがまたアトリエに入って来る。「あれは梅酒だった。ちょっと飲んだらドキドキして。お出ししなくて良かった」とのこと。「そう言えば今見たら食品庫にまだ色々ある」とのこと。で、カミサンが埃だらけの瓶を5〜6本引っ張り出す。瓶の蓋に「『梅酒 平成元 6.17』と書いてある字はお母さんの字じゃない?」と言う。タイミングの良いことである。確かオヤジが東京の家を引き払ってこちらに来る時に沢山持って来て、既に何本かは飲んだ記憶があるがまだ残っていたようだ。琥珀色になっている。ちょっと試飲。とろ〜りとまろやかである。平成元年だとすると25年の古酒である。これは良い物を見つけた。他にもオフクロや義母から貰った平成3年の物などもある。当分楽しめそうだが、梅酒はカロリーが高そうなので要注意である。
午後、久しぶりにコマイ母娘さんがいらっしゃる。上の方に買った土地の伐採の様子を見に来た由。相変わらず沢山の宿題を背負って忙しそうである。