昨夜は寒かった。掛け布団(夏冬兼用なのだが)1枚では寒く、かといって毛布を引っ張り出すのも面倒臭いので丸くなって寝ていた。今朝起きたら腰が痛い。ムスコの部屋のクーラーの下で寝ていたのがそもそもいけなかったし、ドトールで1時間半、バスに3時間座っていたのも効いたのだろう。都会人のような進化にはほど遠いのである。
高原らしい爽やかな朝、腰をいたわりながらダリ散歩に出る。『姥桜=ウバザクラ』が一斉に咲き出している。
前にも書いたがどうもこの花は好きになれぬ。可憐さを『姥』に求めるのはそもそも間違いであるが、アッチムイテホイのように八方美人的なところも気に食わぬ。おまけに日陰に咲くのも何となく・・・同じ日陰者でも『一人静=ヒトリシズカ』のような可憐さがあるなら・・・
ムスメのノート・ブックがいよいよ遅くなったので新しいのを、とネットでApple Storeを調べる。大体に於いてワタクシがパソコンを買い換えると暫くして新しいモデルが出る。今回はそのテツを踏まないようにとイイジマくんに電話する。イイジマくんは諏訪に住む設計士である。パソコン、それもMacに強い。「もしもし、ムスメのMac Bookを買い換えたいんだけど、どれがいいかな?」と聞くと「あはぁ、タイミングいいですね。今夜新しいモデルが発表になりますよ。値段なんて変わらずにスペックが上のが出ると思いますよ」とのこと。何というタイミング。これは宝くじも当たるかな。暫しパソコン談義。「ワタクシのiMacも最近遅くて」と言ったら、「何年使ったんですか?」「4〜5年くらいかなぁ、Core 2 Duo、だけど」「Core 2 Duo、そりゃ旧いや」とのこと。「最近のはiCloudがもっと使いやすくなって・・・」「ナンタラカンタラがナンタラカンタラになって・・・」「オクズミさんだったら山に行くのにiPhoneは電池が保たないのでガラケーのままにして、プレゼンにはiPadを使って・・・」と色々と教えてくれるが、本当のところ、話しの1/3も理解出来ぬのである。
都会人の進化にも追いつけないワタクシには遠い世界のことのように思える。だってiCloudに世界中の人がファイルを置いても大丈夫なんてことがあり得るのが分からない。要するにどでかいハード・ディスクが一カ所にある訳で、それがネットで結ばれている訳?
それが壊れたらどうなるの?
「まあ、今度買い換えたら設定をお願い!」である。