相変わらずの天気が続いている。毎日のように『大雨注意報』やら『洪水注意報』が発令されている。降り方も急に「ドシャー!」という完全に熱帯地方の降り方である。お盆休暇の帰省客にとっては渋滞や混雑を耐えて帰省したのにと残念なことであろうが、ワタクシにはお盆休暇も関係ないので通常通りの仕事の日々であったし、町のスーパーも混雑しているから買い物に出る気もなく『土踏まず』の日々であった。
それにしても相変わらず中高年の山の遭難が続いている。ワタクシが現場にいたわけではないので軽々には言えぬが、お盆中の天候を考えると中高年には無理な行動が引き起こした事故も多かったのではないかと思う。
ガラス・カットやルーター掛け、テープ巻きや焼成と同時進行であったからアトリエはもう無茶苦茶状態である。
おまけにカミサンやムスメが都に上っている間、根を詰めて仕事していたら首がおかしくなる。寝違いではなく首を真後ろに倒すと鋭い痛みが走るようになる。昔、山の事故で頸椎骨折をやって以来、何年かに一度疲れが溜まると出る症状である。40年前の『頸椎索引機』を引っ張り出してきて頸椎を引っ張る。ダリがデッキから「?・?・?」という顔をして見ている。「お前のような四足歩行動物にはあり得ない高等生物のつらさよ」と教えてやるが、奴は肩凝りも経験したことがないような奴である。「フンッ!」という顔をしてまた寝ている。