今朝もいい天気である。カミサンが一昨日から上京しているので朝から忙しい。朝食作り、ゴミ出し、ダリ散歩、洗濯、風呂掃除にオフクロから引き継いだ『糠味噌』の世話=(以前にも書いた記憶があるが、この糠味噌はオフクロがあっちの世界にいった時からカミサンが引き継いだ我が家の宝であるのだが、味が時々、いや年中おかしくなる。今もおかしい。塩を足したり、唐辛子を足したりしているのだが、一度おかしくなるとなかなか元の味には戻らない。これはズボラなカミサンのせいである。そのくせカミサンが上京となると「糠味噌は毎日かき回してね。この季節だから1日放っておくとダメになるから」と念を押される。う〜ん!)と忙しいが、新緑に青空であるから張り切って終わらせる。
ダリであるが、ここ数日「ワン・ワン」と時々吠えるようになった。殆どの時間を寝て過ごしているのであるが、相変わらず食べることと領地見回りは生き甲斐となっている。今朝も家事に追われて散歩の時間が少々遅れたら、いきなり「ワン・ワン」と吠えて催促し出した。おまけにワタクシが靴下を履こうとしているのを見るや、四つ足で飛び跳ねながら「ワン・ワン」である。病気前と同じである。愛い奴である。もっともデッキの扉を開けたらスロープを駆け下り、胸が苦しくなったのか「グェー・グェー」と咳き込み始めるのである。
咳き込みが落ち着くと軽快なリズムで小走りに領地見回りにマーキング、出すものを出すである。ここのところ、朝は以前の半分程度の距離しか歩かず、満足するとこちらの顔を見て「ワシ、帰るぞ!」と合図してUターンするが、夕方の散歩は大抵カミサンかムスメと行き、結構な距離を歩くようだし、「帰ろう」と言っても無視するとのこと。少しガンの進行が止まっているのか、痛みが止まっているのか・・・或いは何とか身体と折り合いを付けのか・・・