ダリが急逝した。昨日早朝、ムスメはダリの頭をなでながら暫しのお別れをし、豪雨のなか、引越し荷物で満載のワゴン車でワタクシと共に東の都へ出発した。引越しの様子はまたいずれ書こうと思うが、無事引越しを終えた夕方、カミサンに報告の電話を入れた時にダリの様子がおかしいことを聞く。そして今朝6時半過ぎ、ムスコの部屋にてダリが急逝したとの電話を受け取る。ワタクシはもう1泊してムスメの部屋の片付けを手伝うつもりであったが、午前中のみ手伝った後、急遽帰宅した。
ダリはダンボール箱の中でシーツに包まれて冷たくなっていたが、ちょっと笑っているような顔をして横になっていた。何だか子犬に戻ったような安らかな顔である。ムスメが花屋で買った仏花を供える。
ダリをくれた棟梁のシノブくんに連絡。我が家の庭は石だらけで深く掘れないのでダリの両親が眠っている近くに埋葬してもらうこととし、彼の都合もあり、埋葬は明後日の午前中と決める。
それにしても大往生である。カミサンは今日一日泣き続けていたようであるが、大往生だし、カッコ良すぎる死であったと思う。ムスメの旅立ちをきちんと見送り、それほど苦しまずにフッと亡くなった。4月下旬に急に発症し、1ヶ月随分苦しかったが自力更生、6月に入ってからはほとんど以前のように元気になり、6月30日の15歳の誕生日を済ませ、ムスメの旅立ちを見送って24時間後にフッと逝くなんてカッコ良すぎる。