『無援の抒情』

数日前の新聞に歌人道浦母都子著『無援の抒情』の復刻に関する記事が出ていた。ワタクシは短歌を読むことはまずないのだが、『無援の抒情』だけは30代に何度も読み返した。古本屋で手に入れた黒い表紙の歌集であり、読んでは何度も涙を流した覚えがある。あぁ、読みたいと本棚を探してみるが見当たらない。ワタクシは本を捨てることはまず無いのだから何処かにあるはずだと思うのだが、ない。誰かに貸したままになっているのであろうか。
amazonで探してみるが、今回「ながらみ書房」から復刻された新装版も「一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です」となっていて、ちょっと嬉しく思う。若い人達が政治に関心を持ち始めた今、多くの人達に読んでほしいと思う。

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