今年7月から都に住むムスメは4ヶ月ぶりに大晦日の夜9時過ぎの高速バスにて帰省してくる。思ったより元気そうでホッとする。
夜、シルヴィ・ギエムの最後のバレエ公演のボレロを見る。素晴らしい踊りに感激する。映画の『愛と哀しみのボレロ』でジョルジュ・ドンの踊りはビデオで10数回見ていたが、ギエムの踊りは初めて見た。大晦日や正月のテレビなんぞは全くくだらない番組だらけであるが、たまにはいいものもやるもんだと感心したら、テレビ東京だった。さすがである。
年を越して1時頃に寝たのだが、04時頃にムスコから「今まで飲んでいた。始発で帰る」との電話で起きてしまう。酔っ払っているムスコは05時に「今、電車に乗った」、06時頃には「今、高尾で松本行きに乗った」とメールしてくる。うるさい奴である。結局よく眠れぬまま08時半頃に迎えに行く。そういえば昨年も元旦の始発で帰ってきたが、吹雪だった記憶がある。今年は昨夜遅くに少し舞ったようだが、ほとんど積もっていない。
帰って家族4人揃って御節をいただく。
今年はほとんど雪もなく、暖かい正月である。
来る年賀状の多くに「今年は何としてもアベを倒して」との文面がある。
午後はみんな寝正月を決め込む。