今朝は薄っすらと積もっていて寒い。カミサンが帯状疱疹を診てもらいに病院へ行くというが、車のドアが凍ってなかなか開かない。まあまだ3月になったばかりなのだから当たり前であるが、先日の暑さから嘘のようである。
帯状疱疹は軽く済みそうだとのことで安心する。
夕方、文房具屋に下った後、オヤカタの処に寄る。コーヒーをいただき世間話。「今年は鹿が少なくて獲れない」と猟師が言っていたとのこと。そう言えば今年はまだ鹿肉にありついていない。山に雪が少なかったので下りて来ないのであろうか。「フキノトウは出たかい?」と聞くと、「おぅ、貰ったばかりだ」と10個程分けてくれる。これで今夜はフキノトウの味噌汁が飲める。
フキノトウなんて昔は全く興味がなく、山登りの帰りに採ってくるとオヤジやオフクロが嬉しそうにしているのを見て、「あんな不味いものを」と思っていたのだが、段々歳を取るに従って「春」が恋しく、早くフキノトウを食べたいと思うようになってきた。あれにはきっと回春作用でもあるのだろう。
家に帰って庭先を見たら3個出ていて、隣の家の庭でも(ほぼ空き別荘)5個見つける。一昨日は出ていなかったので、まだまだと思ってオヤカタにタカッタのだが、済まぬ。これで今夜はフキノトウの天婦羅で一杯である。