昨日からアトリエの灯油ストーブのステンレス製煙突がカンカンとうるさい。薄いステンレスの煙突であるからスピカー効果となって妙に癇に障る。仔鳥が煙突の先端のH字型排煙口からでも落ちてしまったのかと思い、昨日は脚立を立ててストーブからの立行き煙突を外し、横行き煙突も外して覗くがいない。
それではと室内からは屋根の破風が邪魔して見えないH字排煙口をそっと外から見たら、餌を咥えた名前も知らぬ小鳥(忙しいので調べる暇がないのだが)が、ステンレスに映る自分に向かって餌を咥えた口ばしで一生懸命突っついていた。
アイツは子供に餌を与えるというより、本当はモテない奴で、メスに餌をプレゼントして気を引こうとしているに違いない。
そう言えばデッキに置いたステンレス製の燻製器にもシジュウカラがよく来ていて、こちらはトントントンとまるで大工が釘を打っているような音である。どうも鳥の世界でもオスメス比が狂ってきているのだろうか?
「お前なぁ、その程度の頭脳では、そりゃモテないぜ」と言ってやるが、どうも言葉が通じないようである。
煙突にヘビのおもちゃでも吊るして置くか?
ま、この言葉の通じないというのは動物対人間だけではなく、人間対人間でも往々にしてあるわけで・・・