台風一過、こちらは昨日・今日と清々しい秋晴れとなるも、岩手の方では大災害を引き起こしていた。こんな小さな国なのに地震と台風という逃れられない自然災害が集中するのは理不尽としか思えない。
昨日は前日に蓼科で演奏会を終えたピアニストの深澤さんとヴァイオリン・ビオラ・チェロの若い女性プロ3名(ハイヒールジャンクション)が来宅。昼食後、カミサンを交えての演奏会。我が家では初めての弦楽器である。音の迫力に圧倒される。
夕方からは漁協で監事を長く勤めてくれたワイッチャンさんが89歳でお亡くなりになり告別式。ワイッチャンは満蒙開拓団として満州に渡り、引上げ後随分と苦労した後に鉄工会社を興し、漁協の釣り堀などで重機が必要になれば「いいよ!」と二つ返事で請け負ってくれた。
精進落しにも親方(元組合長)・現組合長などと共に参加。接待を受ける。この辺の風習に従い、お開きの後、余ったご馳走をパックに詰め、告別式で使った御花を貰って帰る。親方の家の向かいは飲み屋。素通りするわけにも行かず、新旧組合長(兄弟なのであるが)と暖簾をくぐる
この10日間でパーティー二つ、不祝儀二つと忙しく、明日は午前中病院、午後は漁協で、町のスキー場が水を分けて欲しいといっている小さな沢の視察、夜は村の会議と忙しい。まだ身体は完全ではないのだが。