巨大台風18号は昨夜最も長野県に接近したが、日本海を通過したおかげで雨もほとんど降らず、この辺では珍しくちょっと風が強かっただけで済んで一安心。それにしても気象が大きく変わりだしていることが心配である。
ナマズのジンベイの白カビ病は2度の洗浄・塩水浴で治まったようである。ただし相変わらず呼吸が早いのと消化機能が低下しているようで、食べても消化しきっていないような糞を出すし、消化吸収できないからか、やけに餌をねだる。ネットで様々な観賞魚用の薬を探すが、ナマズのような鱗がないというか、鱗の薄い魚への薬で使えそうなものが見当たらない。(本当はナマズに塩水浴もあまり良くないのであるが)
で、ワタクシは考える。人様であったらこういう症状の時にはさしあたって胃腸薬を飲むのであるから、魚だって同じ生き物、胃腸薬を飲ませればよいのだ!但し人様用の錠剤を体重400〜500gかあるいは1Kgもないナマズに与えるわけにもいかないし、そもそも食べさすことが出来ない。そこで思い出した。先日右のうなじにシコリが出来た時に処方された抗生剤(結局ワタクシには全く効かず、まだ痛みがあるのであるが)と一緒にビオフェルミンの粉薬が出ていたことを思い出す。飲み残しがあるはずだ。そこで昨日、ビオフェルミン1gの粉薬をジンベイの60L水槽に入れたのである。えら呼吸であっても少しは効くのでは?今度は白カビを手で洗浄する外科的治療ではなく、内科的治療である。
今朝、ジンベイの水槽を見たら糞が明らかに減っている。今までは赤茶色したペレットの餌をやると翌朝の糞はペレットが3つか4つ赤茶色のまま数珠繋ぎになって出ていたのであるが、今朝はそれが見当たらないのである。
うむ、少しは胃腸の消化能力が改善されたと勝手に解釈することにした。
あとは呼吸の早いことであるが、酸素マスクをつけるわけにもいかないし、心臓からきていたとしても魚用ペースメーカーがあるわけでもないし・・・ま、これは消化吸収能力が改善されればと思っている。