昨夕、ヨシユキさんの処に薪をもらいに行く。家の裏の木をフユキくん(冬の北鎌尾根に逝った故池学氏の長男)に伐ってもらったので、持って行っていいよと言われていたのである。行ってみたら駐車場に玉切りした白樺やニセアカシアがキャタピラー運搬機の荷台に乗せて置いてある。フユキくんが大変だろうからと林の奥から運び出してくれたとのこと。軽トラ1台分を運ぶ。
帰ったら親方(元漁協組合長)から電話。「鹿肉取りに来て!」とのこと。10Kgほどのもも肉とヒレ肉をただく。
今朝もヨシユキさんの家に薪運びに行くと、またまた駐車場に運び出してある。今朝早くフユキくんが来て運び出してくれた由。フユキくんがまだ小さい頃にはよく池さんの家に遊びに行っていたので知っていたが、成人してからは殆ど会うこともなかった。一昨年だったか漁協の鑑札交換に行った時に久しぶりに会ったくらいである。お母さん似で、背が高く林業をやっていると言っていた。とにかくハキハキと気持ちのよい青年となっていた。
帰りにお礼のリンゴを持って池さんの家に寄る。フユキくんは仕事で留守だったが、お母さんのリツコさんにお礼を伝えると「イエイエ、片付けるのだって彼の仕事なんですから・・・」「これからは現場で薪になるような木が出たらオクズミさんにも連絡するようフユキに言っておきますから」とのこと。ありがたいことである。
午後、再びヨシユキ宅へ。頼まれて屋根に上がって煙突掃除。その後ヨシユキさんといつもの馬鹿話しをした後、薪を積みに外に出たらフユキくんがやって来る。「まだ玉切りしてないのがあるから」と若い弟子と二人で凄い勢いでチェーンソーを唸らせ、一抱えもある玉切り薪をせっせと軽トラまで運んでくれる。20代と30代に負けてはならじとこちらも必死にである。あっという間に軽トラの荷台山盛りにしてくれる。「近くの作業場に中途半端に残った楢があるけれどいりますか?」とのこと。玉切りした楢が幾つかと桜がある。「都合の良い時に持って行って下さい」とのことで明日にでもまた貰いに来ることにする。
帰ったら今度は隣のカズハルさんがネギを一抱え持ってきてくれる。「うん、頼みたいことがあるだけれど・・・」「ちょっと2週間ばかりオレ留守にするんだけど、雪が降った時に家の前まで搔いてもらえんかな」とのこと。「入院?」「うん、男の病気」。「お大事に!」。
ここんところ大根・白菜・レタス・キャベツにネギ。スピーカーに鹿肉に薪と戴き物続きである。全くアリガタイことである。