今年の正月はうららかな天気に恵まれ、のんびりと過ごす。
正月は餅を食べ(元旦に雑煮で2個、2日に2個食べたのみだが)、酒を朝昼晩と飲むので身体が重い。元旦から毎日歩いている。
2日はフランシスとミド夫婦がお年賀に来宅。引き戸のステンドを初めて見たフランシスが「素晴らしい」と褒めてくれる。
夜の「あずさ」でムスコは都へ戻る。まあその前に一戦やり、ワタクシがきっちり勝ってそれぞれが一勝で正月場所を終える。
3日は『組』の会計報告書作り。一番の苦手!
4日は8日のどんど焼き作りに必要な資材などを買いにまわる。夕方、ヨシユキさん宅へ。12月に肺炎でちょっと入院したのだが、大分回復している様子。
5日は午後から松本へ、ムスメ、カミサンと行く。開運堂やパルコにて買い物。ムスメに「せっかく松本まで来たのだから何か欲しい物はないの?」と聞くと、「一応私も東京に住んでいるだけど」とのことに、失礼しやした。茅野まで帰ってきてから、一杯やりたく、帰りの運転をカミサンにまかせることにして中華料理屋にて色々注文。どれも安い割には質もまままあ、量も多くて3人とも満腹。
正月のその他は暮れに届いたiPhone7の設定等々。スマホは持ち歩くに大きいし、落とせば壊れ易いで、ガラケーでもそうそう困らなかったのであるが、耐衝撃・防水のガラケーの電池の販売が終わってしまい、おまけにヒンジが壊れかかっていて、今更ガラケーを買うのもナンであるからと、やっと防水仕様となったiPhone7を買い、こちらからはそれ程掛けることもないからとキャリアにする必要もなく、Docomo系の安い楽天でんわのSIMにしたのである。
今までガラケーはAUを使っていたのだが、AUは家では良いが山に登った時に通じにくく(かつてはDocomoは八ヶ岳ではダメで、ガイド連中も皆AUに換えたのであるが、最近はDocomoの方が通じる)、反対にDocomoは家の中では通じにくかったのであるが、昨年からはDocomoもこの辺でも通じると聞いたのでDocomo系にしたのである。ところがである、届いたDocomo系SIMを入れてみたら、家の中で4Gではアンテナの⚪︎が1〜2個、3Gで2〜3個程度で時々途切れるのである。直線で100m程隣のフミアキくんに聞いたら「うちではかろうじて通じるようになった」とのこと。我が家だけ取り残されたか!ま、携帯宛に掛かってきた大事な用事なら「家の電話で掛け直す」と言えば済みそうであるし、当分はこのままにするか?
で、iPhoneの設定や使い方を覚えようとしていたのであるが、ま、便利っちゃ便利だが、ワタクシのように家で仕事している、それもアトリエでパソコンの横で仕事している分にはあまり関係ない。ただ慣れぬ都に上った時の乗り換えや、都にいる時に限って「今度上京した時には云々」のメール受信、山に登った時のGPS(iPhoneにしたのはGPS精度高いことも理由の一つ)は便利そうである。
でも一番ウケたのは『Siri』である。これは面白い。人工頭脳の一種であろうが、声で何か聞けば女性の声で答えてくれる。ムスコは御多分に洩れず「siri、貴女は女性?」「好きな食べ物は?」とやっていたが、その答えがなかなかウィットにとんでいて面白い。
また車を運転していて「家まで案内して」と言えば即座にナビゲーションが始まるには恐れ入った。車のナビがちょっと調子悪くなってきているのでこれは便利である。また運転中に「何々の曲をかけて」と言えばその曲をかけてもくれる。メールもいちいち小さなキーボードを押さずとも声で「誰々に⚪︎⚪︎とメールを送って」と言えば送ってくれる。確かに便利な個人秘書である。
でもな〜ぁ、パソコンの機能の百分の一も使いこなしていないワタクシ(メールとWebとPhotoshopとワープロ機能と写真整理程度)にとっては、このiPhoneの機能の殆どは無用の長物。
そのうちに「Siri、冗談でも言って」なんてSiri相手に時間を潰すなんてことにならないように注意せにゃ。