先日から調子悪かった東芝REGZAテレビだが、昨夜急に電源が落ちてしまう。取説に従ってリセットをしたらしばらく映るがまたダウン。今度はリセットしても映らなくなってしまった。
で、今朝東芝に電話するが「ただいま大変混み合っていまして」のアナウンスがいつまで経っても続くので切る。東芝のHPのサポートページを開いて調べたら、電源関係の修理は1.3〜5.6万円程度と出ている。1.3万円で直ればよいが、5万も6万もかかったのではたまらない。もう7年使っているので買い替えも考えるが、HDDに録画した400時間以上ある録画がダメになってしまうのはイヤだし・・・(HDD録画したものはそのテレビ本体でしか再生できない。同じ機種でも再生は不可である)
どうせならダメ元で分解してみるかと考える。リセットしたら一度は映ったのであるからやっぱり電源関係だと思える。案外ホコリが溜まっていてダメになっていることもあるし、以前アマチュア無線機でやはり電源系のトラブルになった時には分解してみたら、基盤の半田割れだったことがあった。その程度なら直せるしと分解することにする。42インチあるので机に毛布を広げて画面を下にして裏蓋を外そうとするもネジだらけ。23本もネジがあり、おまけに3種類もある。こんなに要るのか?全て外し、電源ユニットの基盤を表から調べるが分からない。ままよと基盤を繋ぐハーネス3本外し、ネジ6本を外して基盤を取り出す。じっくり基盤の裏を見たら、部分的に回路が茶色く変色している。
おまけにその周辺の幾つかに半田割れがある。
どうやら半田割れによって熱が加わったようだ。IC用の細い半田コテはないが、仕事用の中の一番細いコテで大丈夫そうなので、半田を付け直すが、よく見ると他でも10数箇所で半田割れしている。半田付けが下手すぎる!酷すぎる。
東芝、原発もこの程度の仕事してるんじゃないだろうな!
20数箇所の半田付けをやり直し、仮組みして電源を入れたら見事に映った。
やれやれ直ったようだ。しばらく点けっ放しにしてみたが電源が落ちることもないので裏蓋を閉じ、テレビを入れていた棚に掃除機を掛けてから設置。HDD録画もちゃんと見られる。これでもう数年見られれば御の字である。やったネ!
で、やった!と思って、ネットで「東芝REGZAテレビの電源が落ちる」と検索してみたら、同様な症状で全く同じ修理をしている人のサイトに行き着いた。なぁ〜んだ、先に調べればよかった。もっとも彼の修理箇所とはちょっと違ったが、いずれにしろ半田割れであったようだ。現代はまず最初に自己修理方法をネットで調べるべしである。
「裏蓋のネジが不必要なくらいある」と同じことを思った様子に笑えた。
http://rentoro.blog48.fc2.com/blog-entry-121.html
彼も書いているが、もし自分で修理する時にはあくまで自己責任で!