昨日、スズキキャリーの軽トラの車検が近づいたので修理工場に持っていく。オバチャンに「タイヤが大分減ってるんで、もし車検に通らないようだったら中古のスタッドレスでも付けておいて」と頼んでおいたのだが、夕方オバチャンから電話。「あのう〜、それがさぁ〜、エンジンマウントあたりが錆でボロボロになっていて車検が通らないんだって」とのこと。「じゃ修理して」と言ったら「それがさぁ〜、エンジンマウントじゃなくてエンジンを載せているあたりがボロボロで修理出来ないだって」とのこと。うんにゃである。しょうがないので廃車を頼む。
今朝、軽トラに積んであったロープを取りに行く。オバチャンが済まながって「薪の季節だってのに申し訳ないねぇ〜」と恐縮しているが、恐縮するのはこちらである。この軽トラ平成9年初登録であるから20年前の車である。この修理工場で買った前の中古軽トラ(確か12〜3万円だった)が半年も経たずに冷却水パイプ(スバルのリア・エンジンだったのでラジエターからエンジンまで荷台の下を金属パイプが走っていた)が腐食して、冷却水が吹いてエンジンが焼き付いてしまったのである。オバチャンがそりゃ済まなかったと車検1年半付きの代車用を込み込みで4万円で売ってくれた軽トラだったのである。
あと数キロで10万キロとなる車であるが、今年も薪の原木を500Kgや漁協の放流でやっぱり500Kgの水槽を積んで林道を走ってなんてやっていたのだから頑張ったのである。おまけに最近は除雪材のエンカルをこれでもかという位に撒くようになっているので車の傷みが激しいのである。
「ところでうんと安い軽トラない?」と聞いたら「最近は薪ストーブ・ブームなのかねぇ、みんな安い軽トラ探してって頼まれるんだけど、なかなかいいのが出ないんだよねぇ〜」とのこと。
さて困ったけれど、お金も無いが、安い軽トラも無いのだから仕方ない。
薪運びと灯油運びには必需品であるが、灯油はタンクローリーを頼んで、今年の薪は既に運んである原木で間に合わせるしかない。困ったことであるが、2人暮らしで車3台というのもなかなかに負担が大きいので、ちょっと新しい暮らし方に挑戦である。