梅雨がなかったと思ったら夏もなく、秋晴れもほんの僅かで、今頃になってまるで「梅雨」であるし、寒い!。おまけにヤクザなメス・ダヌキのゲスな野望のおかげで自公圧勝かもしれぬという。
というわけでワタクシは大人のおしゃぶりを咥えてイライラなのである。
本当はイライラしてはアタマにはイケナイのであるからここはちょっと思い出した面白話し。
先月末に東の都に上った時の話し。新宿サザンテラスにある某アメリカ資本の店でチノパンツを買ったのだが、付いた派手目オネーサンがウルサイ。金魚の糞のようにつけ回してはあれもこれも勧める。「あたしゃチノパンが欲しいの!」と無視してサイズの違うチノパン2本を持って「試着室どこ?」と聞いたら「フィッテングルームでしょうか?」ときた。「うんにゃ、試着室!」。で、最初に小さいサイズの方を履いたのだがちょっときつ目。ワンサイズ上のを履いたら丁度良かった。その時試着室の外からオネーサンが「如何でしょうか?」と聞くのでドアを開けて「今履いているこっちの大きなサイズのにします」と応え、小さいサイズのを返す。そしたら「これも如何でしょうか?」と生地の違うチノパンツを差し出すが、それは今日ワタクシの履いてきたパンツと同じチノパンツ。「それ、これと一緒でしょ!」。マッコトうるさい。
着替えて大きなサイズの方のチノパンツをオネーサンのところに持って行き精算。袋詰めされたチノパンを貰おうとしたら「玄関までお持ちします」とかいって譲らない。全く金魚の糞である。
で、翌日こちらに帰ってきてそのズボンを履いてみたらちょっときつ目。「???」でサイズを見たらワンサイズ小さい。あのオネーサン、間違って小さい方を袋に入れたらしい。マッタク!まだ6時半頃だったのでレシートを見ながら店に電話。「アノー、昨日試着して買ったチノパン、サイズが小さいのが入っていたんだけど・・・」と伝えると、店長と名乗った男性が「それは大変申し訳ありませんでした。」と、きちんとした言葉遣いで謝ってから、レシートのナンバーや商品番号などを確認させて欲しいというので読み上げていたところ、「オッツカレサマ〜!」という若い女性の声が受話器から小さく聞こえてきたのである。で、面白かったのはこの直後、店長慌てて送話口を覆ってから叫んだのであろうが「待てぇ〜!」という声が小さく聞こえてきたのである。で、一瞬の間があってから店長冷静な普通の声に戻って「今、捕まえました!」と言ったのである。これにはこちらが「・・・?」。
「本日はこれからでは宅急便に間に合いませんので、大変申し訳ありませんが明日午前中発送、明後日午前中着でワンサイズ上のチノパンを送らせていただきたいと思いますが宜しいでしょうか。つきましては着払い伝票にオクズミ様のお名前・ご住所を書かせていただいた上で同封しますので、お手元のチノパンツを詰めてそのまま宅急便屋さんに渡して下されば幸いです」とのこと。
で、翌々日の午前中には無事到着。昼過ぎには店長から電話がきて「商品はお手元に届きましたでしょうか?サイズはそれで宜しいでしょうか?この度は遠くからいらしていただいたのにこちらの者の不手際から大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今後このようなことがないようしっかりした社員教育をいたしたいと思いますので今後ともどうかよろしくお願いいたします」とのこと。う〜ん、店長はなかなかシッカリ者である。
思うに、ワタクシを担当したオネーサンは店長にとっては元々頭痛の種であったのではあるまいか。少なくともワタクシは彼女に関して一言も苦言を呈してはいなかったのだが、レシートで確認してハンニンはアイツと思っていたところに「オッツカレサマ〜」にカチンときて、ついつい「待てぇ〜」、で、思わず「捕まえました!」につながったのでは・・・クックックッ・ハハハであったが若いオネーサンを使う店長も大変である・・・