台風21号では25時間の停電というワタクシとしては初めての経験をしたが、日頃の情報過多の日々から考えるとスマホでしか情報が入らないというのはなかなかに不便であった。当然WiFiがない環境でおまけに通信障害が起きなかなかNetにも繋がらなくなった。ラジオは登山用のポケットラジオを持っているのだが、元々電波状態の良くないこの地域であるからニュースをうまく聞けない。まあ、我が家には大した被害も無かったのだから座して停電が復旧するのを待つしかないのであるが、情報過多の日々からすると何となく不安になるものである。
昨夜やっとTVがついて娑婆の、それも関西地方の台風被害を見てビックリしたのであるが、今朝はもっとビックリした。3時過ぎにスマホニュースの着信音で北海道で震度6の地震を知る。ただそのまま寝て、5時半に起き出してTVをつけてヘリから、山というより丘の斜面があちこち崩落して人家を押し流している映像を見て恐怖した。緑色だった斜面がそれこそ辺り一面地滑り・崩落によって茶色に変わっている。まだはっきりしたことは分からぬが、所によっては震度7以上だった可能性があるという。原発は今のところ非常電源が稼働しているとのことであるが・・・
現在300万世帯余が停電とのことであるが、これから冬に向かう時期、寒さの訪れが早い北海道はどうなるのであろう。
まったくノーテンキにオリンピックなんぞと言っているが、猛暑に台風、地震に噴火に(それだけじゃなくこの国の有り様も)と「美しい国 日本」は沈みつつあるとしか思えないのである。