6日午後DADAさんの奥様のマサヨさんから電話。「DADAさんが4日の夜、仕事を終えて夕食後にお風呂に入った後で急に心臓が止まってしまって・・・」との泣きながらの電話。
DADAさんは隣の原村で『DADA』という紅茶専門店を夫婦で数年前まで20数年やっていた。
20数年前、誰からワタクシのことを聞いたのか忘れたが、DADAさんには似合わない?美しく若い奥様と訪ねてくれ、年も近く、それ以来よくお店に通った。我が家の子供達を可愛がってくれ、お互いの趣味のフライ・フィッシングでもよく一緒に釣りに出かけたり、高遠へ夜桜見物に出かけたり、夫婦4人で奥飛騨に旅に行ったりもした。一人で釣りに沢に入り、夜になって下降出来なくなってしまい、心配したマサヨさんから救援の依頼を受け、
ビバークを指示、翌朝から探したが見つからず。かろうじて通じた携帯から西岳に入り込んでいることが分かり、今は亡きミツルさんやシゲノリさん、ミズノヤさんや営林署の職員まで出てやっと見つけたことなどもあった。
仕事に行き詰まったり、暇な時などに気分転換に馬鹿話の相手となってくれ、特別料金で紅茶や手作りケーキやスコーンをご馳走になっていた。
もう4〜5年位前であったが、マサヨさんのご両親の介護の問題等もあり、元々は出身地の千葉で『DADA』をやっていたこともあり、千葉に帰って『DADA』を再開していたのであるが、2〜3年ほどまえに動脈乖離とかの病気を患い手術したと電話で聞いていた。3〜4ヶ月前にもひょっと思い出して電話したのだが「ボチボチやっているよ。ただ血圧が低くて・・・。また遊びに行くよ」と言っていたのだが・・・
あまりに急なことなので実感が湧いてこない。
安らかに。