暖冬とは言え、ここ数日はやっぱり寒かった。一昨日は久しぶりにマイナス14度まで下がる。
ナルシマ夫人が送って下さった『鶴見俊輔伝』を1か月がかりで読み終わる。ナルシマ夫人はワタクシのゼミ教授の加藤節氏の古くからの友人であり、ムスコが1歳の頃に加藤さん、カメジマ教授と共に吉祥寺で御馳走してくれた時に初めて紹介されて以来、何度かお会いしている仏語翻訳家である。1月初旬に久しぶりに電話を頂き「気付いたら『鶴見俊輔伝』が家に2冊あったのでお読みになりませんか?」とのことで有難くお借りしたのである。
仕事が忙しく、また眼が疲れているので文庫本の、それも比較的活字が大きく、軽い本をベッドに入ってから読むのが「土踏まず」生活の唯一の楽しみであったのだが、この600ページ弱の本を読み出すにはちょっと勇気が必要だったのだが、「伝記」であるからあれこれ考えずに毎晩十数ページづつ
読むことが出来た。
仕事はケーキ屋の地階のBARのトイレに入れる直線と曲線を組み合わせたデザイン。やっとペーパーワークが終わる。直線的なデザインというのは簡単そうであるが、作り手としては結構面倒臭く、気を使うのである。
新型コロナウィルスはまだまだ拡大中のようである。先日林業をやっているフユキ君に会ったのだが、別荘を持つリタイヤ組がウィルスを恐れて都会から来ているとのこと。例年寒い今頃は別荘族が少ない時期なのであるが・・・困ったことである。