やれねばならない事だらけである。大嫌いな梅雨の最中なのに!
まず第一には仕事。湯島の高級中華料理屋の袖看板デザイン。高さ3m以上のポールを立てて、袖看板を付けるのだが、中にLEDを仕込んでであるから両面作るのである。看板であるから文字を入れねばならないのだが、なかなか良いフォントがない。角ゴシックや丸ゴシックから始まって、中国漢字からも探すが、どうもイマイチ。結局施主の要望でPhotoshopの丸ゴシックをもっと太くしたものと楕円を2つ組み合わせ、更に店名である伊万里の皿に使う朱色・青・緑・黄色などで楕円を縁取る事でやっと昨日OKが出る。結構苦労したのがフォント。角ゴシックをいじってもっと線を太くし、丸みを帯びさせたのだが、フォントを下手にいじるとバランスが悪くなる。試行錯誤して何とかバランスを取る。
普段は描いたデザインに注文を付けずにOKを出してくれる施主だが、お店の看板とあってはそうも行かないのは仕方ない。
この間はデザインをメール添付で送って、返事の来る間にやらねばならない様々な作業をやってきた。リビングや2階の客間の網戸の張替えや草刈り、シュレッターの修理(紙が詰まって分解しなければならなくなった)、仕事の問合せへの返答や友人からのメールへの返答、買い物・・・面倒くさかったのはメルボルンから帰国できなくなっているムスメからの外国為替の処理などなど。
東京にアパートを借りたままのムスメが、先月は家賃をメルボルンから振り込んだのだが、外国為替とあって受け取ったアパートの管理会社の方がその手続きに根をあげ、保証人であるワタクシに立替を望んできたのである。であるから今月はワタクシが払ったのであるが、ムスメはムスメでビンボウな親に迷惑をかけては悪いと思ったのか、ワタクシ宛に送金したのである。で、銀行から電話があり「オーストラリアから貴方宛に送金があるが、この金は何の金か?送金主(ムスメの豪人ボーイフレンド。娘のビザがコロナ滞在で切れて現在はブリッジング・ビザの為に本人では送金出来ず?)との関係は?」等々聞かれ、また「家賃ならそれを証明する書類、マイナンバー、免許証を持って来店してくれ」との事。
仕方ない、様々な書類を持って銀行へ行くと、また様々な書類にサインを求められるが、笑ったのは「ついてはアンタはオーストラリアに知り合いの有力者、或いは犯罪者はいるか?」。まるでヤクの売買でもしているような・・・
そうそう、昨日はムスメの特別定額給付金10万円の申請書作り。免許証のコピーをメールで送らせたのだが、住所がまだ長野県のままである。では健康保険証はというと、彼の地でのコロナ禍滞在中にバイト先をクビになっているので切れている。仕方ないので杉並区役所に電話して「これこれこういう事情で帰国出来なくなっているし、本人確認証はこれこれしかない」と伝えると「はぁ〜、そんなことも起こり得るのですねぇ〜。困りましたねぇ〜。ちょっと相談しますからそのままお待ち下さい」と
15分は待たされたのだが「特例としてパスポートで結構ですし、オトーサマがムスメさんのお名前で申請して下さい」との事で一件落着であるが、事の顛末を一応書いた手紙を添えた方が確実かと思い、一筆啓上?ああ面倒臭い。
そういえばまだ自分の「持続化給付金」も申請していないのである・・・