我が家のステップワゴンは21年目であるが、これまで故障らしい故障もせずに乗ってきた。但し屋外駐車で21年目ともなると塗装はハゲ掛かっているし、下回りもサビだらけである。7月に車検時期となり、40数年世話になっている修理工場の社長と相談した結果、大きな作品を運ぶ時だけに使う程度ならまだ大丈夫だからと車検を受けたのである。その時、バッテリーが弱っていると指摘されていたのだが、そのまま殆ど乗らずにいたらセルが回らなくなったので、ネットでバッテリーを注文した。注文する時、車の使用説明書に記載されている通りに55B24Rを注文したのだが、取り付けようとしたら車のマイナス側コードがほんのちょっと届かない???うんにゃ?で、外したバッテリーを見たら55B24Lとなっている。何度取説を見てもRである。ホンダさん!
AMAZONで交換する手間も面倒臭いのでホームセンターでバッテリー・ターミナルを買って来て、車からのアース線の先に付いているターミナルの一部を金鋸でカットして新しいターミナルに取り付ける。
で、エンジンは一発で掛かったのだが、ウィンドーの上げ下げなどがやけにゆっくりである。またワイパーも動きが遅い。またまたうんにゃ?である。
そこでテスターを当ててみたら、12V程度しか出ていない。要するに充電していないのである。ダイナモ辺りがダメになって、充電していないのである。
こうなると修理して貰わねばならないし、雨でワイパーを動かしながら、或いは夜、ライトを点けてでは修理工場まで辿り着けるか分からない。修理工場に電話したら直ぐに見ますとのことであるが、代車が午前中は出払っているとのこと。で、カミサンにもう一台の車で付いて来てもらい、茅野の宮川の修理工場に行く。
早速見て貰ったらやっぱりダイナモがイカレているとの事。リビルド品を探して修理してもらうこととなり入院する。
人様と一緒で、ご老体であるから何処かいじれば何処か調子悪くなるものである。
帰りに先日薪材を沢山貰った、イッペイさんの畑に寄るがいない。
もう昼時だったので富士見まで戻りテンホーという長野県では有名なラーメン・チェーン店に寄る。ラーメンが出来るのを待っていたら、そこにイッペイさん夫婦が入って来る。ギャハハである。何でも富士見でも畑を借りてルバーブを栽培していて、今日は夫婦で草刈りに来たとのこと。どうもご縁があるようだ。
「21日に稲刈りの前夜祭、22日に稲刈りをするけれどオクズミさんも来ない?」と誘われる。「勿論行きます」。
別れた後、稲刈り前夜祭に差し入れするクリームチーズ入りフランスパンとパンプキン・ケーキ用の食材を買って帰る。
午後、ノグチさんがステンド用パテを分けて欲しいと来宅。ノグチさんはカミサンのコーラスグループの人で、かつて結構本格的にステンドをやっていた方で、ステンドを止めるに当たって沢山のガラスやルーターなどの機材を下さった方である。色々な話の中で、お嬢さんの話しになる。お嬢さんは現在家具などの木工製品の傷などの修復や新築やリフォーム工事などを行った際に付いた傷などの修復を東京で一人で請け負っていた人とのこと。このコロナ禍でノグチさんのお宅に帰っていらした由。陶器の金継ぎや部屋のペンキ塗り、漆塗り等も修行した人とのことで、面白そうな人。是非お会いしたい人である。
と言うような一日で、忙しくも楽しい一日であった。
明日は朝から村の出払い作業。運んで来た薪を割らねばならないのだが、忙しい日々である。