昨夜「富士見町で未就学児童がコロナに感染を確認」とのニュースが流れる。「町で最初の感染者にはなりたくない」というのが町民誰もの気持ちだったようだが、未就学児童というのは肩透かしを喰ったようで笑った。濃厚接触者の同居家族は今のところ陰性との事。いよいよこの田舎の小さな町にもやって来たようである。夜の、町の有線放送では町長自らが「差別等しないように」との訴え。
本日で薪割り6日目。雨の日に1日休んだが、6日で軽トラ満載6台分を割ったことになる。カミサンに後半手伝ってもらい、割った薪をデッキと玄関脇に積み上げ、もう置く場所もなくなり、今秋の薪割りを終える。木の皮の部分は焚き付け用にモミ袋7袋に詰め込む。
子供や親父がいた頃は薪ストーブを24時間焚き続けたので、裏庭に1.2mX1.6mX5m程の薪山を2つ作ったのだが、カミサンと二人暮らしとなってからはファンヒーター兼用でデッキと玄関脇部分に積み上げておけば何とか間に合うようになったのである。
それにしても6日間は結構キツかった。大体午前2時間、午後2時間ペースであったが(2時間程度割り続けるともう動けなくなってしまった)、腰は痛むし、右手親指付け根の腱鞘炎は酷くなるしで、風呂で十分に温まってからベッドに入っても節々が痛んでなかなか寝付けない一周間であった。ま、今時これだけの薪を6日間で割れる68歳はそうは居ないと自慢するのであるが、年々辛くなっているのは確かである。いつまで続けられることやら・・・
薪割り機は棟梁の家にあるので借りられるが、あの耳元のエンジン音は体に響くのでどうも苦手であり、それよりは薪の弱点を考えながら「この節なら真っ二つに割れる」とか「この根っこの部分はこっちから」とストーブに入る大きさを考えながら割るというのはボケ防止と、年毎の体力測定になっている。
今秋はコロナのせいで注文仕事が入らずに早めに時間が取れたので10月第1週に薪割りを終えるという、近年にない快挙であった。キリギリス返上?である。
尤も、真面目に薪ストーブを考える人は夏には割り終わっているし、もっと真面目な人は前年の秋に割っておくものだが・・・
それにしても家の周りに薪が積み上げてある風景というのは何ともリッチな気分である。
薪をくれたイッペイさんのおかげで、今年は暖かい冬を迎えられそうである。感謝。
と書いていたら当のイッペイさんから電話。「稲が乾いたようなので7日頃に脱穀したいと思っているが、手伝っては貰えぬか?」とのこと。勿論お手伝いしますとも!