人間、歳を取るというのは退化である

寒い!先週から我慢できずに衣装ダンスを引っかき回してズボン下を探し出して履く。どうもワタクシはズボン下が苦手である。東の都で生まれ育って以来こちらに住んでもズボン下という物は還暦近くまで履かなかった。唯一履くのは冬山に入る時で、爺様のお下がりの『ラクダ』の上下であった。ラクダの毛で作った純毛ラクダの下着は非常に暖かく、汗をかいても冷たくならず、当時の冬山の標準装備であったが、唯一の欠点は縮むこととフェルト化することであった。特にズボン下の股の辺りとシャツの背中の辺りはゴワゴワになり甚だ着心地が悪く、そのトラウマからか、どうもズボン下に対する拒否反応があったのである。
そんなこんなで還暦近くまでズボン下を履かなかったのであるが、年と共に寒さが身に沁みるようになってタイツ式ズボン下を履くようになったのであるが、やっぱり足の動きはズボンだけの方が楽であり・・・
人間、歳を取るというのは退化である。

一昨日までの数日は外の作業。雪の下になっては困るものを片付け、デッキの減った分の薪割りと、薪の原木が土に接しないように敷いてあった廃木などが上に積んだ原木の重みで土に半分埋れて腐り始めた木や、チェーソーの木屑や原木の細かい樹皮などを盛大な焚火で燃やすこと等々。

昨日午後は昨年の右膝同様に左膝に人工関節を埋め込み、サイボーグと化したイッペイさんが茅野に帰って来たので顔を見に行く。手術してから丁度1ヶ月であるが、平地なら1時間程度は歩けるとのこと。足の上下の骨を切断して、そこに金属や樹脂で出来た人工膝関節をボルトやセメントで固定してあるとのこと。2ヶ月後には坂道を、3ヶ月後にはスキーをと目論んでいて、まあ元気で良かった。

今朝は雪で起き出したら白かった。昼からは晴れてきて融け出したが、30日頃から寒波とのこと、家の北側は根雪となるだろう。裏庭を片付けておいて良かった。

この記事は未分類に投稿されました. このパーマリンクをブックマークする。 コメントを投稿するか、トラックバックをどうぞ: トラックバック URL.

コメントする

あなたのメールは 絶対に 公開されたり共有されたりしません。 * が付いている欄は必須項目です

次の HTML タグと属性が使用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*
*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください