我が家のドラム式洗濯物乾燥機がここ何年も前から不調である。子供達が居なくなったのでついついそのままになっていたのだが、梅雨時には古い洗濯機の乾燥機能だけでは時として不便である。洗濯機は古いとはいえまだ現役で動いているので買い替え予定もないし・・・
今日は寒くてアトリエにいるのが嫌になり、重い腰を上げて乾燥機を修理することにする。先ずは乾燥機のラックから下ろす。結構重いしデカい。よっこらせと抱え上げて下ろし、リビングのストーブの前に運ぶ。
故障箇所は電源スイッチが入ったり入らなかったりするので、電源のタクトスイッチ辺りの腐食だろうと操作部のパネルを外し、各種ハーネスを外して基盤を取り出して見ようとしたが、さすが乾燥機の基盤であるから防水・湿気対策として基盤全体に透明シリコンが流してあって、基盤だけを取り外せない構造となっている。 右上にあるのがタクトスイッチ
この状態ではテスターもあてられない。試しにこの状態でハーネスを嵌めてタクトスイッチをカチッと入れてみたらちゃんと通電ランプが点灯する。と言うことはタクトスイッチの腐食などではなく、操作パネルの電源on/off部分のプラスティク部分を押しても、タクトスイッチにきちんとその力が伝わっていないからだと当たりを付け、操作パネルの裏側のタクトスイッチに接するプラスチック部分に薄いクッション性がある両面テープを貼り付けてみる。
操作パネルを組み上げてみたら、今度はバッチリである。ついでに全面パネルを外してヒーター部にも掃除機をかける。ラックと壁との固定を強化した後、ラックに載せる。
バスタオルを濡らして乾燥機に入れて電源ON。快調に動き出し、バッチリ乾燥できた。メデタシ、メデタシ。
どれもこれも古くなって来た。ま、ワタクシもそうであるから仕方ないか?