このまま行くとN・Yタイムスが東京五輪の開催が日本と世界にとって「一大感染イベント」になる可能性があると指摘していたが、それどころじゃなく「コロナ・オリンピック」となりそうである。
人類より、少なくとも日本の政治屋共よりは数段賢いコロナ・ウィルスであるから、東京オリンピックは絶好のチャンスと考えるに違いない。「コロナ・オリンピック」である。どの「コロナ・アスリート」が一番強いか、クーベルタンが唱えたオリンピック本来の標語「より速く・より高く・より強く」を忠実に実践するに違いない。
現在確認されている中国型・イギリス型・インド型・アメリカ型・ブラジル型等々より「より速く感染し・より感染率を高くし・より強いウィルス」の競争である。「コロナ・アスリート」にしてみりゃ、「より感染が速く」・「より感染率が高く」・「よりワクチンが効かない強さ」を持つことが生き残る全てであり、それこそ死に物狂いで金メダルを目指すに違いない。奴らがこんな世界中の人間が集まる絶好の機会を見逃すはずがない。
開催国なのにワクチン争奪戦でメダルどころか惨敗した国が、「人類がコロナを克服した証」とか、まるで大本営発表みたいなスローガンを掲げているが「コロナ・アスリート」にしてみりゃチャンチャラおかしな話。わざわざ彼等の生存の為に何兆円もの金をかけて素晴らしい競技場を用意してくれるのであるから。
ま、IOCの組織維持とIOC人脈や政治屋や広告屋や放送局の金儲けの為の「興行」でしかない「人間様のオリンピック」を一度叩き潰すにはコロナの力を借りなければならないのかもしれない。