一昨日はガラス・カットのあい間に「山ワサビ」を採って来る。霜で葉っぱが黄色く変色する前に採っておかねばならないのである。
夕食後にワサビの水洗い。ワサビ田のように砂や砂利で育てているのではなく、沢の脇の土に生えているので、この水洗いが結構大変なのである。水でよく洗ってから細い根っこを取り、親指でゴツゴツした瘤を取り、歯ブラシを使ってワサビの地下茎を洗わねばならないのである。一昨日爪を切ったばかりなので、両親指の爪先が深爪のようになってしまい痛い。
昨日は午前中にワサビを細かく切り、酒粕に漬け込む。ただこの時期、今年の新酒の酒粕をまだ販売しておらず、例年使う酒粕ではなくやけに茶色く、水分(酒?)も例年より多い酒粕しか手に入らず、出来栄えが少々心配。
深爪状の指先に塩が沁みて痛い。
ガラス・カットが終了。ダイヤモンド・バンドソーでの細かいカットも終了し、ルター掛けの半分を終える。
あと100ピースほどのルター掛けは明日とする。
深爪状態の指先でルーター掛けは辛い。ルーターはダイヤモンド粉を溶着した棒状ヤスリを高速回転させてガラスの断面を削る機械なのだが、ダイヤモンド・ヤスリが熱で摩耗しないように水を含んだスポンジが常にヤスリに密着しているので、どうしても指先が濡れて深爪に染み込み、なんとも痛い。薄い天然ゴム手袋をはめてみたりする・・・ま、一日休めばいいのだが・・・